大量の土砂が流れ込んだ長野県茅野市宮川高部区 6日撮影
5日夜の局地的な大雨で、長野県茅野市では川の水があふれ、住宅街に大量の土砂が流れ込みました。住宅被害は60棟余りに上っています。
茅野市によりますと、けが人は確認されていないということですが、宮川地区を中心に家屋への被害は、全壊8棟、半壊1棟、一部半壊1棟、床上・床下浸水54棟に上るということです。
6日は、茅野市の今井敦市長が現場を視察しました。
茅野市・今井敦市長:
「大変大きな被害だが、けがをした人がいなかった。(住民が)しっかり準備をして冷静に対応して避難をしていただけたのが何より。国や県と連携しながら、まずは復旧、その後は安全対策をしっかりしていきたい」
市によりますと、6日午後4時半現在、市内4カ所の避難所に29世帯60人が避難しているということです。
7日以降は、流出した土砂の撤去を進めつつ、災害ごみの収集や災害ボランティアの受け入れも行っていく方針です。
長野放送[/MARKOVE]