長野放送
ツイッターで話題の映像です。長野県小谷村で撮影されたトンネル貫通の瞬間が再生回数77万回を超え、「怪獣が出て来るよう」だなどと反響を呼んでいます。
青い線がひかれた巨大なコンクリートの壁。まるで玉子を中から割るように出て来たのは…大型の「ドリル」です。
今年6月、大町建設事務所が工事中の雨中一号トンネル貫通の瞬間をドローンで撮影しました。
先月26日にこの動画をツイッターに投稿すると…
ツイッターのコメント:
「凄い!怪獣映画の特撮場面と間違えそうです」
「何か卵からふ化してくる瞬間に見えた」
再生回数は実に77万回を超えました。
県大町建設事務所整備課・小橋茂和係長:
「事務所で行っている事業を広くアピールするために、その一環で貫通ということで動画をアップ。非常に反響に驚いている」
怪獣の角のように見えたのは、ロードヘッダという重機の先端部分。
工事は去年11月に始まり、掘りながら壁をコンクリートで補強して進めてきました。
そして8カ月の時を経て…全長339メートルを貫通。
県大町建設事務所整備課・小橋茂和係長:
「(映像は)掘削工程の中の一番最後のところになる。暗いトンネルの中で日の光が差し込むという特別な感じはした」
大町建設事務所では動画を機に、こうした仕事に興味を持ってもらえればと期待します。
県大町建設事務所整備課・小橋茂和係長:
「建設行政についても知ってもらいたいと思いますし今後、建設の仕事に携わってもらえる方が増えてもらうと助かるかなと」
トンネルの完成は来年2月以降です。
長野放送[/MARKOVE]