提供:長野県諏訪建設事務所
長野県岡谷市の土石流現場を調査した専門家は「大量の地下水で斜面が崩壊したのが原因」と発表しました。
17日、岡谷市川岸の土石流現場に、国土交通省が派遣した専門家が調査に入りました。
市への報告の後に開いた会見では、「地下水」が土石流発生の原因になったと発表しました。
国土技術政策総合研究所・山越隆雄砂防研究室長:
「地下水が噴き出したような跡が見受けられました。山が大量の水を含んで地下水がここに集まって崩壊を発生させた」
長さ20メートル、幅10メートル、深さ最大4メートルに渡って崩壊していて、流出した土砂は800立方メートルに上るということです。
現場では「大雨が降れば同じような現象がまた起こりうる」としています。
長野放送[/MARKOVE]