JR上諏訪駅が作った観光誘客用のポスター
長野県のJR上諏訪駅は、首都圏の主要駅を中心に掲示するA1判の観光誘客用ポスターを作った。春版として諏訪市立石公園から諏訪湖を望む写真を使い、大型連休前の4月下旬から飾る予定。今後、デザインを変えて季節ごと作り諏訪地域への集客につなげる。
若手社員ら駅員5人が写真撮影やデザインなどに関わった。キャッチコピーは「ふらっと、すわ」。菊池恵里さん(24)によると、諏訪地域は新宿などから特急1本で来られるのを踏まえ、ふらっと気軽に来てほしいとの願いを込めた。きれいな夕日が見られる立石公園にちなみ、「たとえば 良く晴れた休日、うっとり夕やけに浸る。」との言葉を添えた。写真は日下部基さん(48)が撮りためた中から選んだ。
箱山真樹駅長が昨年まで務めた飯山駅長時代に作った誘客ポスターから着想を得た。水面に浮かべたボードに立ってパドルを操作する「サップ」が体験できるなど飯山の特徴を紹介するポスターを作り首都圏を中心に50以上の駅に掲示したところ、宣伝効果があったという。
今後は2枚物のポスターにし、温泉や酒蔵、アクティビティーなどを紹介することを検討している。箱山駅長は「多くのお客さまに諏訪の良いところを知ってほしい」と話している。
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