長野県独自の感染警戒レベル
感染急拡大を受けて長野県は、感染者が激増している上田圏域全域と佐久圏域の一部・小諸市、佐久市、軽井沢町、御代田町、立科町について、警戒レベルを「5」に引き上げ、「特別警報2」を発令しました。
長野県・阿部守一知事:
「今回はこれまで以上に危機感を持ってる」
急拡大の要因は、変異ウイルス・デルタの影響とみられています。佐久圏域では人口10万人当たり27.37人、上田圏域では24.22人と激増しています。
レベル5となる地域では今月9日から18日まで、酒類の提供を行う飲食店に対し、休業や時短営業を要請する予定で調整しています。
ただ、県が認証している「信州の安心なお店」では、同居の家族、または4人以内での2時間以内の会食に限り、通常の営業もできるとしています。
また、県民に対しては、「人と会う機会をできるだけ減らすよう」協力を求めました。
長野県・阿部守一知事:
「これからお盆の時期なので、そういう機会が増えると思う。普段会わない人との会食は、ぜひ控えていただきたい」
また、県は感染者の早期発見のため、PCR検査を広い範囲で実施することにしています。
長野放送[/MARKOVE]