変異ウイルス・デルタ 提供:国立感染症研究所
長野県は31日、感染力が強い変異ウイルス・デルタが疑われる「L452R」に15人が感染していたと発表しました。
県によりますと、これまでの新型コロナウイルス陽性者23人を検査したところ、65%にあたる15人から変異ウイルス「L452R」が確認されました。感染力が強い「デルタ」の可能性もあり、今後、国立感染症研究所でゲノム解析が行われます。
15人のうち、7人は県外滞在歴あり、5人は変異ウイルス陽性者と接触がありました。
県内で「L452R」への感染が確認された人は、これで67人になりました。
一方、県内で新たに41人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。一日の発表で40人を超えるのは、5月22日以来です。
東京では、過去最多となる4058人の感染が確認されました。首都圏を中心に全国的に感染が拡大していることから、県は「帰省、県外への往来はできるだけ控えてほしい」と注意を呼び掛けています。
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