長野放送
長野県内で新たに8人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。県は、感染者が増加している諏訪と上伊那圏域の警戒レベルを「2」に引き上げました。
感染が確認されたのは、10代から70代の男女8人です。南箕輪村3人、松本市、茅野市各2人、長野市1人です。
このうち4人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者または接触者、3人は発症前2週間以内に県外への滞在歴がありました。残りの1人は、感染経路がわかっていません。
感染者は累計で5114人。入院中は34人で重症者はいません。
また、これまでの感染者のうち新たに長野保健所管内の1人が変異ウイルス・デルタの疑いがある「L452R」とわかりました。不特定多数との接触はないということです。
県内では15人目で、今後国の機関で詳しく調べます。
また、県は諏訪と上伊那圏域で感染者が増加しているとして、独自の警戒レベルを「2」に引き上げ、「注意報」を出しました。
一方、東京都では新たに1979人が感染したことがわかりました。首都圏を中心に感染者が急増していて、県は警戒を強めています。
県は、きょう22日から来月22日までを「対策強化期間」として、感染拡大地域への訪問をできるだけ控えること、普段会わない人との会食を控えるなど対策の徹底を呼びかけます。
長野放送[/MARKOVE]