長野放送
「下にい、下に」
江戸時代の宿場の風情を残す長野県塩尻市の奈良井宿をゆっくりと歩く一群の人々。大名行列かと思えば豪華な駕籠に乗っているのは殿様ではなく「茶壺」です。
江戸時代、将軍に新茶を献上するため中山道を通った行列を再現した「お茶壺道中」で、およそ1キロの道を70人が昔風の衣装で歩きました。
新型コロナ対策でここ数年は中止が続きましたが、4年ぶりに復活し、珍しい時代絵巻を見ようと大勢の人で賑わいました。
観光客は:
「すごく素敵ですよね。昔はこんな風に歩いていたのかなって」
「伝統的な街並みでこういう行事が見られてラッキーでした」
塩尻市の楢川地区では「木曽漆器祭」と「奈良井宿場祭」が4日まで開かれています。
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