長野放送
前線と台風2号の影響で長野県内は南部を中心に2日から大雨となり、飯田市南信濃では3日午前3時半までの24時間雨量が観測史上最多の273.5ミリを観測しました。
一夜明けて各地の被害が明らかになってきました。
飯田市千代では裏山から流れ込んだ土砂で農機具小屋がつぶれる被害が。幸い母屋は直撃を免れました。
住んでいる男性:
「ドンって雷のような音がして崩れて来て間一髪で逃げました。危なかったです」
長野県内では人的被害は確認されていませんが各地で道路の通行止めが相次ぎました。
県飯田建設事務所によりますと、飯田市と上村・南信濃方面を結ぶ国道152号線は3か所で土砂や岩の流入があり、朝から重機を使った復旧作業が続きました。
3日午後5時にはいずれも片側交互通行出来るようになったということです。
JR中央西線は午前中の特急「しなの」8本が運休または部分運休しましたが、正午頃に塩尻から先の全線で運転を再開しました。
飯田線は天竜峡と豊川(愛知県)の間で終日、運転を見合わせます。
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