資料 松本警察署
長野県松本市の無職の女性(55)が、SNSで「米軍女性兵士」を名乗る相手と知り合ったのをきっかけに現金380万円をだまし取られる事件がありました。
警察によりますと女性は2022年12月ごろ、SNSで自称「米軍女性兵士」と交流するようになりました。
そのうちに女性は「近く退職し、報奨金2億8000万円が入る。あなたは信用できるので保管してほしい。手続きのために必要な費用を払ってくれれば報奨金が自宅に届く」と依頼されました。
すると、今年1月中旬、女性の携帯電話に配送業者が立て替えた費用を支払う必要があるというメッセージが入り、女性は松本駅前で業者を名乗る女に現金380万円を渡したということです。
その後、だまされたことに気付いた女性が被害を届け出、警察は捜査の結果、31日午前、横浜市の無職の女(55)を配送業者の従業員になりすますなどして金をだまし取った詐欺の疑いで逮捕しました。
調べに対し、金を受け取ったことは認めているということです。
警察は逮捕した女はあくまで「受け子」で、他に共謀関係にあった人間がいるとみて調べています。
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