長野放送
後を絶たない「電話でお金詐欺」。長野県内で被害に遭った人のおよそ8割が「自分はだまされない」と考えていたことがわかりました。
県警は、2022年度、県内で「電話でお金詐欺」の被害にあった198人を対象にアンケートを実施し、このうち144人から回答を得ました。
それによりますと、およそ8割が「自分はだまされないと考えていた」と回答し、「だまされるかもしれないと考えていた」人はわずか5%ほどでした。
「だまされない」理由として5割以上が「見破る自信があった」。3割以上が「自分には関係ないと思っていた」と答えました。
また、半数を超える人が手口を知っていたにもかかわらずだまされ、留守番電話などの電話対策をしていませんでした。
県警は、犯人は「プロ集団」で、何の準備もなく太刀打ちできない、日頃から備えてほしいとしています。
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