玉井良樹警部補
長野県中野市で4人が死亡した「猟銃発砲立てこもり事件」。パトカーで現場に急行し、至近距離から撃たれて2人の警察官が犠牲になりました。
中野警察署の玉井良樹警部補(46)と池内卓夫巡査部長(61)。
玉井警部補はまだ46歳でした。
大学時代の同級生は「いつも明るく、みんなから頼られていた。長野への思いが強く責任感も人一倍強かった」などと話しています。
葬儀は悲しみに包まれました。
同級生の母親:
「小さい子どもの時から正義感が強かったと。いい目してたからね…。きょうの写真もいい目していたよね…」
池内卓夫巡査部長
県警音楽隊でおよそ40年、パーカッションを担当していた池内さん。
元県警音楽隊楽長・丸山栄三さん:
「(池内巡査部長は)誠実で積極的、努力家ですね」
元楽長で、池内さんと長く付き合ってきた県警OBの丸山栄三さんは努力家で優しかったと振り返ります。
元県警音楽隊楽長・丸山栄三さん
元県警音楽隊楽長・丸山栄三さん:
「『きょうどうしたの?調子悪いの?』と聞いて、『実はさ』と言うと『休んでいてください』とお茶を入れてくれたり気遣いがすごかったですね」
思い出の品
思い出の品ー。
元県警音楽隊楽長・丸山栄三さん:
「私が退職して音楽隊を除隊する時に池内部長が、『差し上げます』と記念にもらったもの。私にとっては、思いでの品ですね」
丸山さんは2人の殉職に県警のOBとしても心を痛めています。
元県警音楽隊楽長・丸山栄三さん:
「警察官がこうやって被害を受けることがないような社会になってもらうことが一番」
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