長野放送
季節外れの暑さに、教育現場も気を使っています。19日に運動会を控えている長野県信濃町の小中学校では、水分補給など熱中症対策をしながら練習していました。
地面に置かれた棒を取り合う信濃小中学校の児童たち。あさって19日の運動会で行う「棒引き」の練習です。
一本でも多くの棒を集めた組の勝ちです。
青空の下で元気いっぱいに練習に励む児童たちですが、心配されるのが熱中症。学校も気を使っています。
体育主任・古平恵里教諭:
「水飲んでください」
担任が持っていた手元の温度計を見ると、正午時点の気温は32.6度、湿度30%、熱中症への警戒を示す暑さ指数は、注意にあたる「24.2」。
リスクが高い状況ではありませんでしたが、練習の合間に、持参した水筒でこまめに水分補給したり、タオルや帽子で日よけするなど工夫していました。
児童:
「(水たくさん飲んだ?)うん、のんだ」
体育主任・古平恵里教諭:
「夢中になっているので、子どもたちのど渇いたかわからない。こちらから水分補給をするように声掛けをしています」
学校では、毎日の暑さ指数を職員室の前に張り出したり、各教員が温度計を携帯してこまめにチェックするようにしていて、今後も続けていきたいとしています。
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