色とりどりの大輪の花を咲かせる常福寺のボタン
「花の寺」として知られる長野県伊那市長谷溝口の常福寺で、ボタンが満開になっている。ピンクや紫、白の色鮮やかな大輪が境内を彩り、甘い香りを漂わせている。16日には、近くの長谷保育園の園児が訪れ、「きれい」「いい匂いがする」とじっくりと眺めていた。
寺を訪れる人たちが花を見て心和んでくれればと、28年ほど前に松田泰俊住職(79)が植え、現在は境内やその周辺にある約300株が色とりどりの花を咲かす。直径20センチ以上の大輪や、赤と白の入り交じった模様などが見られる。
開花後、寒い時期があったため例年よりも長く咲いているといい、境内にある「ボタン園」の花は今週いっぱい楽しめそう。「色がきれいで大輪。咲き具合は良好」と松田住職。
境内ではボタンに続いてツツジが咲き、7月にはアジサイ、夏から秋にかけてシュウカイドウが咲く。
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