資料 中央アルプス千畳敷
28日午前10時過ぎ、長野県の中央アルプス千畳敷上部の乗越浄土(のっこしじょうど 標高2850メートル)付近で、男性4人が110番で救助を求めました。
パトロール中の警察署員と遭対協の救助隊員が午後12時半過ぎに行動不能になっていた4人を救助しました。いずれもケガは無いということです。
警察によりますと遭難したのは、岡山県・鹿児島県・福岡県・大阪府の25歳から51歳です。友人同士で、「日帰りで景色の良い所まで行こう」と稜線付近まで登ったものの動けなくなったということです。
現場は千畳敷上部の急斜面で、凍った所もありますが、全員がアイゼンやピッケルなど雪山で必要な装備を持っていませんでした。
28日の千畳敷は快晴で開山祭も行われていました。
警察は登山をする人は必要な装備や計画に加え慎重な判断と行動を求めています。
[/MARKOVE]