GWはどこへ?傾向は?
間近に迫ったゴールデンウィーク。2022年はコロナの影響もあってお出かけの傾向はいわゆる「安近短」でしたが、対策が緩和された2023年は大きく変化しています。街の声を聞きました。
■長い人で9連休 どこへ?
長い人でこの週末から「9連休」となる今年のゴールデンウイーク。街で予定を聞くと―。
20代:
「家族で新潟に行こうかなと思っています。カニ食べに行きたい」
50代:
「(家族で)ちょっと伊豆に遊びに。2泊3日ですね」
10代:
「東京まで行きます。好きなアーティストがいるんですけど、そのハイタッチ会のイベントに行きます」
9歳:
「愛知県、楽しみ。潮干狩りで貝いっぱい食べたい」
母親:
「(対策が緩和され)ちょっとずつ、いいかなという気持ちになりました」
10代:
「東京とか都会の方に行って遊びたい。少し制限とかも緩くなってきたので、食べ歩きとかそういうことができれば」
県外に出かけるという声が多く聞かれました。
■旅行の傾向は?
松本市の旅行代理店
松本市の旅行代理店。2022年はおよそ8割が「県内旅行」の申し込みでしたが―。
エグゼクティブツアー・岡沢雄 代表取締役:
「県内の旅行が2割あるかどうかくらいだと思います。沖縄とか九州とか最近、神戸とか札幌も多いですけど、ヨーロッパに行ったりとか、ソウルに行くとか、そういうお客さんも出てきたので」
2023年は県外旅行の申し込みが8割で海外に行く人も増えています。申し込みの件数自体も、2022年の2割増しです。
■代金は物価高騰で例年より高く
松本市の旅行代理店
旅行の期間も―。
エグゼクティブツアー・岡沢雄 代表取締役:
「1泊2日の旅行から、2泊3泊、海外とか、長めの旅行になっているので」
2022年までの傾向は「安近短」。
実は「安」も変化していて燃料の高騰や光熱費上昇の影響で、旅行代金は例年より高くなっています。
エグゼクティブツアー・岡沢雄 代表取締役:
「例年の1.5倍くらいの料金になっているので、お客さんが驚くケースが多く、旅館やホテルもいろんな都合があってそういうお値段設定になっていると思う。ただずっと我慢していたから、仲間内でも行こうとか、職場でも行こうという動きが、毎月加速してきている感覚はあります」
お出かけマインドは強く連休以降も、全国旅行支援が利用できる県などを中心に申し込みが相次いでいるということです。
一方、県内への入り込みも増えそうです。
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