長野放送
新型コロナ対策の「マスク着用」です。3月13日から個人の判断となりましたが、長野県民の6割近くが「できるだけ着ける」と考えていることが県世論調査協会のアンケートで分かりました。
(記者リポート)
「マスク着用が個人の判断となって1カ月余り。県民の対応に変化はあったのでしょうか」
20日の長野駅前。7割以上の人がマスクをしていました。
マスク着用:
「家を出るときに『あっマスク』って、染みついてるっていうんですかね」
「やっぱり警戒。人と交わる場合はマスク着けます」
屋外では「外す」:
「気温上がっているので、職場とかはマスクしたままなので、外に出た時くらいは」
松本市では―。
マスク着用:
「混み合っているところは着けたい」
マスクは「外す」:
「着けない感じでいきたい。表情とかも分かるようになったので」
県世論調査協会が3月から4月にかけて行ったアンケートでは「これまで通り、できるだけ着ける」が57.4%で最多。
「原則着けない」と答えたのは3%にとどまっています。
およそ75%が「個人の判断」により感染が広がる不安を感じると答えています。
気温が上がりマスクをしていると息苦しくなる季節となってきました。
また、5月8日からは新型コロナの感染症法上の位置づけが季節性インフルエンザと同じ5類に引き下がります。
5類引き下げ後は―
街の人:
「人ごみの中に入る時は(マスク着用を)変えない」
「自分はまだ着けてるかも。5類に引き下がったとしても少し心配はありますし、(他の人に)うつしてはいけないというのもありますし」
県は医療機関や高齢者施設を訪れる際、通勤ラッシュ中の電車やバスではマスク着用を呼びかけています。
一方、熱中症対策などを優先すべき場合などでは外すことも大事だとしています。
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