長野放送
13日朝の長野県内は、晴れて地表の熱が奪われる放射冷却のため冷え込みました。果樹の花などに霜がつく被害も出ています。
13日朝の松本市今井は氷点下0.4度まで冷え込みました。
ナシ農家・山本智幸さん：
「（花びらが）黒っぽくなってるのが霜の影響」
およそ25本の成木がある山本智幸さんのナシ畑。2021年も凍霜害にあい、ほとんど実がならなかったため、対策は念入りです。
13日朝は未明から火を焚いて空気を暖めました。
ナシ農家・山本智幸さん：
「心配ですね、おととしが全然だめだったので。今年ははそれほどではないけど、けさの温度見たらやべえなって感じです」
13日朝は、開田高原が氷点下4.7度と全国で最も低くなりました。平地も2度から3度と、4月上旬並みまで冷え込みました。
県によりますと、13日朝はアスパラガスの先端や梨の花のめしべが枯れるなどの被害が報告されています。
また、9日から10日にかけ松本地域を中心にリンゴやナシなど2億4000万円余りの被害が確認されています。
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