資料 中央アルプス千畳敷付近
8日午前、中央アルプスの千畳敷で山岳遭難が4件発生、男性4人が大けがをしました。
警察によりますと、8日午前10時過ぎから、中央アルプスの千畳敷付近にいた単独登山を含む4つのグループから滑落や転倒の通報がありました。
4人ともバランスを崩して転倒、150~500m滑落したもので、長崎県時津町の61歳男性(5人パーティー)は足首の骨折等、埼玉県入間市の62歳男性(2人パーティー)は右下腿骨折等、愛知県田原市の51歳男性(単独入山)は右下腿骨折、兵庫県芦屋市の64歳男性(2人パーティー)は左大腿骨骨折のけがをし、それぞれ病院に収容されました。
駒ヶ根市は7日から雨が降り、ルートは凍っていたとみられています。警察は「千畳敷カールから稜線の間は凍結している場所があり、危険。アイゼンとピッケルを使って安全に行動できる技術が必要。自身や仲間の力量を見極め、引き返す選択肢も持ちましょう」と呼び掛けています。
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