JR富士見駅に到着した臨時快速列車「リゾートビュー諏訪湖」。町民が手を振って乗客を出迎えた
JR東日本長野支社は26日、臨時快速列車「リゾートビュー諏訪湖」を長野-富士見駅間で往復運行した。今年初めての運転。2時間停車した富士見駅(長野県富士見町)では町民が横断幕を掲げながら乗客を出迎え、駅前で特産品や地元飲食店のテークアウト弁当を販売した。町の縄文文化を織り交ぜながら地域色豊かにもてなした。
午前11時38分に列車が到着すると、町や町観光協会の職員、町商工会商業部会のメンバーらが「ようこそ富士見町へ」と、両手を大きく振って出迎えた。貫頭衣を着て町の縄文文化を発信する「縄文人ムサイさん」も登場。あいにくの雨となったが、列車を見に来た家族連れもおり、子どもたちもメンバーと一緒に手を振っていた。
ハイブリッドシステム搭載の列車で、通常は「リゾートビューふるさと」として長野-南小谷駅間で週末を中心に運転する。車窓が大きく、座席間がゆったりしているのが特長。昨年末までは県PRキャラクター「アルクマ」のラッピングを施して走った。
「諏訪湖」の次回運転日は4月23日。5月21日と6月18日にも運転する。町観光協会は「今年も温かく、地域色豊かにもてなしていきたい」としている。
[/MARKOVE]