下草火災があった現場(長野県伊那市)
春本番の陽気となるなか、下草火災が相次いでいます。長野県伊那市では8日、火が燃え移り1人が死亡しています。
空気が乾燥する時期。伊那市では消防などが車で巡回し注意を呼びかけました。
原因の多くは、野焼きなどの火が燃え広がるもので、9日朝も慌てて消火する姿が見られました。
県内では8日、下草火災が少なくとも10件発生し、伊那市高遠町では午前11時半ころ、土手の草を燃やしていた74歳の男性の衣服に火が燃え移りました。
通りかかった人が通報しおよそ15分後に消し止められましたが、男性は全身にやけどを負い搬送先の病院で死亡が確認されました。
伊那消防署・三沢毅署長:
「(野焼きは)消火するもの、水を準備して、その場を離れない」
風が強いときはたき火をしないよう呼び掛けています。
春の山火事予防運動は5月末まで行われます。
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