長野放送
長野県安曇野の菓子店で販売している和菓子です。デザインは「ふきのとう」、春らしさを感じます。デザインを考えたのは地元の中学生。期間限定で販売し早速、人気商品となっています。
春にぴったりな「ふきのとう」をイメージした和菓子。安曇野市の菓子店で3月3日から店頭に並んでいます。
「ふきのとう」を購入:
「和菓子が好きで、かわいいなと思って。とても上品ですてきだなと思う」
実はこの和菓子、地元の中学生が考案したものです。
2月24日、豊科北中学校―。
丸山菓子舗・飯沼亮輔工場長:
「白を入れることで冬の風景だったりグラデーションの一つにもなるが、白は取り入れても大丈夫でしょうか」
豊科北中学校・伊藤結さん:
「私が思ってたのが春のイメージなので、淡くはあるけど鮮やかめにしてほしい」
考案したのは豊科北中学校3年生の伊藤結さん。2月24日、商品化に向けた打ち合わせが行われました。
中学校では3年生が卒業記念として「手のひらの安曇野」をテーマに樹脂粘土の作品を制作。
菓子店が協力し作品の一つを和菓子として商品化することになり、120点の中から伊藤さんの「ふきのとう」が選ばれました。
豊科北中学校・伊藤結さん:
「フキノトウは春に芽吹くイメージがあったので、食べた人が春の訪れを感じてもらえたらと思い作りました」
丸山菓子舗・飯沼亮輔工場長:
「とても素晴らしい感性をお持ちだなと思い、色合いだったり本物をよく観察されているなと思い選んだ」
打ち合わせから3日後、2つの試作品ができ今度は伊藤さんが味や見た目で選びます。
豊科北中学校・伊藤結さん:
「おいしいです。花びらの葉っぱと筋が一番きれいに入っているので、こっちにしました」
こしあんが入った茶巾絞りの練り切りに決まりました。そして、3月3日から1日10個限定で店に並んでいます。毎日完売する人気だということです。(里菓抄まる山 富田店 ふきのとう 324円)
安曇野市内(70代):
「雪解けでフキノトウが出てるってイメージがあって、とってもいいと思う」
中学生が考案した和菓子。13日まで販売しています。
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