長野市・荻原健司市長(3月7日 定例会見)
長野市の公園廃止問題です。市がはじめに廃止を決めた際、区長会任せだったなどと批判が上がっています。荻原健司市長は7日の会見で「市が住民の意見を聞きながら進める必要があった」と述べました。
青木島遊園地(長野市)
長野市の青木島遊園地。存続か廃止かで揺れる中、先日、市長が「廃止」を表明しました。
この問題について、はじめに区長会からの報告を受け、市が廃止を決定。
市民などからは、区長会が決める前に市が市民の声をもっと聞くべきだったなどの声があがっています。
長野市・荻原健司市長(3月7日 定例会見)
7日の会見で荻原市長は…
長野市・荻原健司市長:
「区長の皆さま方に、地域課題の解決にあたり、若干お任せし過ぎたことがあったのではないか。遊園地の存廃という重要案件についてより一層、住民の皆さまの意見を聞きながら進めていくべきではなかったか」
青木島遊園地(長野市)
また、荻原市長は廃止の理由について、地権者からこれ以上土地を借りられなくなったとしています。
2月の住民説明会では地権者と交渉中でありながらそのことについて一切、説明しなかったことにも批判が出ています。
長野市・荻原健司市長:
「交渉中であったために説明会では触れませんでした。それに伴って不信感を持たれたこと、結果として遊園地が存続できなかったこと、申し訳なく思っている」
市長は今後、住民の合意形成などについて、検証していきたいとしています。
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