2022年2月撮影
車の購入代金をだまし取ったとして詐欺の罪に問われている販売店の元社長の初公判が開かれ、被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
詐欺の罪に問われているのは、長野市の自動車販売店「デュナミス・レーシング」の元社長・小谷徹被告63歳です。
被告は2021年11月から「前金で全額入金しないと発注できない」などと話し、客3人からあわせておよそ920万円をだまし取ったとされます。
初公判で小谷被告は、「間違いありません」と起訴内容を認めました。
検察は冒頭陳述で、店の経営悪化で闇金や知人に借金をし、その返済にあてたと指摘しました。
警察によりますと、「代金を払ったが納車されない」との相談は数十件あり、被害額は1億円を超えるとみられます。
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