長野市・荻原健司市長(2月22日 長野市議会)
長野市の公園廃止問題です。存続か廃止か…市長の判断が注目される青木島遊園地。22日開会した長野市議会で荻原市長は「さまざまな課題を勘案し近く、解決策を示す」と述べました。
【動画で見る】“子どもの声うるさい”苦情きっかけ…公園廃止問題 荻原健司市長「近く解決策示す」 存続?廃止?「周辺環境も含め検討必要」
長野市・荻原健司市長:
「近く、私が考える解決策をお示ししたい」
22日開会した3月議会でこのように述べた荻原市長。
青木島遊園地(長野市)
長野市の青木島遊園地についてです。遊園地は一部の住民からの「子どもの声がうるさい」などの苦情をきっかけに市が一度、3月末での廃止を決めていました。
住民説明会の会場(長野市 2月11日)
しかし、異論も多く、市は2月、住民説会を開催。荻原市長は存続も含め再検討し自ら最終判断する考えを示し、その後、先週の会見では「熟考している」などと述べていました。
青木島遊園地(長野市)
存続か、廃止か。
市長の判断が注目される中、22日開会した3月議会。青木島遊園地について「仮に存続した場合も利用方法や管理方法などさまざまな課題がある」と述べました。
一部住民の苦情は遊園地の騒音だけでなく隣の児童センターや保育園への車の送迎などにもありました。市長はそうした環境も含めて検討する必要があるとしています。
長野市・荻原健司市長(2月22日 長野市議会)
長野市・荻原健司市長:
「青木島遊園地の存廃という問題だけでなく、周辺の住環境、子育て環境など、顕在化してきた課題を含めて、総合的に改善・解決していく必要がある。さまざまな課題や制約を勘案する中で近く、私が考える解決策を示したい」
市長が述べた「近く」。この時期については22日は明言を避けました。
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