館内を彩る華やかなひな人形に見入る子どもたち=諏訪市図書館
4日は春の始まりとされる二十四節気の一つ「立春」。3日の長野県の諏訪地方は、曇りや雪となったものの、朝の厳しい冷え込みはやや緩んだ。長野地方気象台によると、諏訪の最低気温は平年を0.8度上回る氷点下5.2度となり、2月中旬並みとなった。
諏訪市図書館では市民から寄贈されたひな人形がお目見えし、一足早く春の訪れを告げている。初展示となるのは昭和後期の豪華な七段飾りで、階段の装飾が目を引く。市内人形店から贈られたという京都御所に見立てた「御殿飾り」、平成の段飾りのほか、高砂人形もそろう。
同館入り口では、人形と道具の並べ方を変えたひな飾りを設け、間違い探しのクイズを出題。7カ所の誤りを用紙に書き入れてカウンターに提出すると、手作りのしおりがもらえる。
寄贈者の一人で司書の原友美さんは「作られた時代によって顔つきが違うので、見比べるのも楽しい」と話す。
4日の諏訪地方は高
[/MARKOVE]