長野放送
きょう2月4日は暦の上では春となる「立春」。
長野県の諏訪湖では氷がせり上がる「御神渡り」が出現せず、地元の八剱神社の宮司が「明けの海」を宣言しました。
けさの諏訪湖は岸辺から30メートルくらいまでは氷が張っていたものの、沖には波も見られました。
けさの諏訪の最低気温は平年を2度ほど上回る氷点下4.1度でした。
御神渡りを期待して先月から連日、観察を続けて来た八剱神社の宮司は・・・。
「これ以上結氷することはたぶん無理だと思いますので『明けの海』と言うことで締めくくりたいと思います」
諏訪湖で御神渡りが出現しないのはこれで5季連続です。
御神渡りが出来るには氷点下10度前後の冷え込みが続く必要があります。
しかしこの冬の諏訪湖は薄い氷で全面結氷した日もありましたが強い風で割れてしまうことを繰り返し、氷がせり上がることはありませんでした。
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