長野放送
26日は厳しい冷え込みで、水道管の凍結も相次ぎました。
長野市安茂里の菱田さんの住宅の浴室は25日夜からお湯が出なくなりました。連絡を受けた業者が訪れて確認すると…。
業者:
「年数がたって温まらなくなってしまったものですね」
30年ほど使っている凍結防止ヒーターが故障し、浴室につながる水道管が凍ったことが原因でした。断熱材の取替え作業などを行うと…。
菱田政則さん:
「温かくなった。よかったよかった。初めて、こんなになったの」
長野市上下水道局には26日午後2時までに44件の相談があり、請け負う業者も作業に追われました。
ケーテック・久保田雅史社長:
「朝8時から始まったときに電話が鳴り始めて、昨夜から合わせると15~20件くらい」
水道管凍結防止の注意点です。まずは凍結防止ヒーターを作動させること。コンセントが抜けていた場合も多いということです。不凍栓を閉め、水道管の水を抜くことも重要です。
このほか、蛇口から少量の水を流したままにすることも効果的だということです。
もし凍結したら、蛇口にタオルを巻き、ぬるま湯をゆっくりかけるなどして溶かすことが望ましいということです。
今後も寒さは続きます。困ったことがあれば、まずは水道局などに相談してほしいということです。
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