真っ赤に色づいたイチゴに手を伸ばす男の子=2日、みはらしいちご園
長野県伊那市西箕輪の農業公園は2日、イチゴ狩りの営業を始めた。初日は約500人が来園。羽広いちご生産組合が管理する温室に育つ「紅ほっぺ」「章姫」「女峰」の3種類を摘み取って味わった。
同組合によると、イチゴは年末の寒波で例年より多少色づきは遅れているが「糖度はまずまず」。今年は、新型コロナウイルス感染拡大に伴って昨年中止した食べ放題(制限時間50分間)を2年ぶりに再開。摘みたての果実を温室の中で食べることができるようになった。
家族で訪れた茅野市の会社員小川慶太さん(37)は「甘くてジューシー。家族のいい思い出になる」と喜んだ。生産者の井踏岩夫さん(65)は「どれもおいしい。しっかり食べて」と呼び掛けた。
予約数が多く4日までは既に予約した人だけが入場できる。料金は小学生以上税込み1900円、小学生未満同1200円、3歳未満無料。6月まで。問い合わせは同園(電話0265・74・7430)へ。
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