長野放送
豪雪地の特産品です。長野県小谷村・伊折集落で雪の下から掘り起こす「雪中キャベツ」の収穫が始まりました。今シーズンはまだ雪が少なめですが、出来は上々ということです。
小谷村・伊折集落。雪の中から掘り起こしたのは「雪中キャベツ」です。伊折集落では「組合」をつくって農産物を共同生産していて、「雪中キャベツ」は冬の主力商品。今シーズンも8日から収穫が始まりました。
根をつけたまま雪の下に置かれたキャベツは、糖度が上がり甘さが増すということです。
今シーズンの出来は?
住民:
「あまーい!」
現在、積雪は50センチほど。昨シーズンに比べ少なめですが、出来は上々のようです。
伊折農業生産組合・藤原一幸組合長:
「例年以上に良い玉が出まして、味も甘みも乗っています。キャベツの出荷にも影響ないのでありがたい」
近年、豪雪地では「雪中キャベツ」を作るところが増えていますが、伊折のものは「特に甘い」と全国から注文が舞い込みます。この日は80個ほど収穫し関東などに出荷しました。
新型コロナの影響で昨シーズンまでは注文が減っていましたが戻ってきているということです。
果物のようにあまい「雪中キャベツ」。伊折集落では1月下旬ごろまでに1200個ほどの収穫を見込んでいます。
伊折農業生産組合・藤原一幸組合長:
「また今年もこの時期がやってきたっていう感じで食べてもらえればうれしい。小谷村でも各農家で作っているので、そちらの方も食べてもらえれば「
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