長野放送
長野市の長野駅前にある「ながの東急百貨店」の6階に6日、診療所などが入る「クリニックエリア」がオープンしました。周辺にマンションが増える中、地域住民の利便性を高める狙いです。
長野市の「ながの東急百貨店」。エレベーターで6階に上がると、広がるのが6日にオープンした「クリニックエリア」です。
婦人科、眼科、薬局、コンタクトレンズ販売店の4施設が入っています。婦人科の「びわレディースクリニック」は完全予約制。土日・祝日のほか、オンラインでの診療も行います。
びわレディースクリニック・井吹ゆき院長:
「通勤・通学の途中に寄れるような、わざわざ時間をかけて受診しなくても気軽に寄れて継続してかかれる」
もともと6階は子ども服売り場でしたが、少子化などもあり、売り場面積を縮小し、クリニックエリアを新設しました。
大きかったのが地域住民の要望です。長野駅周辺は、近年マンションが増えています。住民などから「駅前に病院が少なく、百貨店に入れてほしい」という声が多かったということです。
ながの東急百貨店・伊藤裕一さん:
「(長野駅前に)外来のクリニック科目によって足りない部分はあると認識している。駅前のインフラとして当社が地域に貢献できれば、多くの方の利便性を追求したフロアになればと思う」
今後もクリニックエリアを拡張し、ジムや健診センターなどの施設の導入も予定しているということです。
ながの東急では一部フロアの営業時間を、去年11月に午後8時まで延ばすなど利便性向上の改革を進めています。
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