長野放送
長野県山ノ内町地獄谷野猿公苑の「スノーモンキー」。温泉につかって気持ちよさそうです。コロナの影響で減少していた外国人観光客が今シーズンは回復。にぎわいを取り戻しています。
あったかーい温泉に気持ち良さそうにつかるサル。「スノーモンキー」の名で知られる地獄谷野猿公苑のサルたちです。
ようやく寒さが増し温泉につかるサルが増えてきました。
(記者リポート)
「温泉につかるサルはこの時季の風物詩です。さらに今年は、もうひとつの風物詩とも言えるある光景が戻ってきました」
温泉の周りを埋め尽くす人。ほとんどが外国人観光客です。
オーストリアから:
「小さいサルが遊んでいたりするのを見るのが楽しい」
オーストラリアから:
「すごくかわいい、1日過ごせる」
これまで全体の半分以上が外国人客でしたが、コロナの影響でおととし、去年はほとんどいなくなりました。このため客全体でも去年は例年の4割ほどまで落ち込みました。
ようやく、去年10月から外国人の個人旅行が解禁。この年末年始の客足は、コロナ禍前のおよそ8割まで回復しているということです。
5日は気温も下がり多くのサルが温泉に…。
外国人観光客も満足げです。
オーストラリアから:
「去年来たかった。外国人を受け入れるまで待って、来られるようになったのですぐに予約した」
「楽しんでいる。すごく良い場所で山や雪も美しい。子どもたちも気に入っている」
地獄谷野猿公苑・萩原敏夫社長:
「少しは戻ってくると思ったんですけど、ここまで急速に戻るとは想定してなかったので、戸惑いというかありがたい。うれしい悲鳴」
およそ2年ぶりに戻ってきたインバウンド客。県内の観光地も以前の姿を取り戻しつつあります。
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