営業初日にスキーを楽しむ来場客=白樺リゾート池の平スノーパーク
長野県茅野市白樺湖のスキー場「白樺リゾート池の平スノーパーク」が28日、今季の営業を開始した。家族連れを中心に多くの来場者が訪れ、雪の感触を楽しんでいた。
同スキー場は池の平ホテルに隣接し、スキーやリフトデビューに適したファミリー向けのコース設計。キッズパークには歩く歩道付きのそり広場とキッズゲレンデがあり、安全に楽しめるよう配慮している。
同日の積雪は約40センチ。人工雪だけでなく、天然雪も積もり、良好な雪質でシーズン初日を迎えた。東京都から妻、保育園児の娘と家族3人で訪れた熊谷拓さん(34)は「家族にはちょうどいいゲレンデ。娘の上達を願いつつ、家族旅行を思いっきり楽しみたい」と話していた。
同スキー場はゲレンデのほかに動物と触れ合える広場を設けており、冬の寒さに強いアザラシ、アルパカ、フクロウなど14種類約30匹の動物たちを間近で見ることができる。人気アニメーションとのコラボレーション企画もあり、フォトスポットでの写真撮影が楽しめる。
運営する池の平ホテル&リゾーツ広報室は「絶好のコンディションで今季の営業初日を迎えることができた。ここでスキーデビューした子どもたちが楽しい思い出とともに今後もスキーをやりたいと思ってもらえたらうれしい」と話していた。営業は来年3月末までの予定。
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