資料:長野中央警察署
長野市の50代男性が、投資会社社員を名乗る男から「馬券購入による資産運用」の名目の電話を受け、2080万円をだまし取られていたことがわかりました。警察は、電話でお金詐欺(特殊詐欺)とみて調べています。
警察によりますと、今年6月上旬、長野市の50代男性の携帯電話に、投資会社社員を名乗る男から「有利な資産運用の方法がある。当社が開発した競馬の馬券を購入して出資者に配当するシステムを紹介する。1権利あたり40万円を出資すれば、毎週約2万8000円が配当される」と電話がありました。
男性は、6月中旬から8月中旬にかけて複数回にわたり、指定された口座に現金計2080万円を振り込みましたが、その後、男と連絡が取れなくなり、被害に気付きました。
最初は、配当が振り込まれていましたが、すぐに振り込まれなくなったということです。
警察は、「投資や出資に関する電話があってもうのみにしないで、現金を振り込む前に、家族や警察に相談し、一人で判断しないように」と呼びかけています。
県内で今年11月末までに報告された電話でお金詐欺被害は173件・4億9209万円で、額は2021年の倍近くに増えています。
長野放送[/MARKOVE]