村役場庁内放送で、笑顔であいさつする水上投手
プロ野球埼玉西武ライオンズの水上由伸投手(24)が13日、今季の新人王・最優秀中継ぎ賞受賞(11月25日)以来初めて出身地の長野県宮田村に帰郷した。村役場に突然現れた”郷土のヒーロー”に庁内は騒然。来庁者らが写真撮影やサインを求めるなど、お祝いムードに包まれた。
水上投手は同日午前、県内テレビ局の取材を長野市で受けた後、「せっかく長野に来たので村長に会いに行こう」と自ら自家用車を運転して帰郷。同日から「トークショー」出演の17日までは村に滞在するという。
村役場では、小田切康彦村長と握手。写真撮影したり歓談したりして再会を喜び合った。引き続き、庁内放送で来庁者や職員らにあいさつ。多くの応援に感謝し「来季は個人タイトルより、日本一を目指したい」と力強く宣言した。その後は居合わせたファンらのサインや写真撮影に笑顔で応じた。
「新人王はもはや過去の話」とし「一軍で活躍するのが、地元への一番の貢献。自分の姿を見てプロ野球を目指したいと思われるよう頑張りたい」と意欲を新たにしていた。
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