雪化粧した中アを背に色付いた山並みを映し出す大沼湖
朝晩の冷え込みが徐々に強まり、長野県駒ケ根市と宮田村にまたがる駒ケ根高原では木々の色付きが深まっている。雪化粧した中央アルプスの姿が晩秋から初冬へと季節の移ろいを感じさせている。
同高原にある大沼湖は、中央、南の両アルプスの眺望を楽しめるスポット。この時期は秋晴れの青空と紅葉した木々が水鏡に映し出され、写真愛好家らの人気を集めている。
湖畔には遊歩道が整備されており、落ち葉に覆われた道をゆっくりと散歩する人の姿もあった。夫婦で静岡県から訪れた青木葉子さん(76)は「逆さになった山がきれい。これから雪深くなった千畳敷を見るのも楽しみ」と話し、湖面に映る中アを写真に収めていた。
駒ケ根観光協会によると、高原の紅葉は20日ごろまで楽しめる見込み。
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