長野放送
長野市の自動車販売店に代金を支払ったのに納車されないとして元社長が逮捕された事件。検察は16日、元社長の男を詐欺の罪で起訴しました。
詐欺の罪で起訴されたのは、長野市丹波島の自動車販売店「デュナミス・レーシング」の元社長・小谷徹被告63歳です。
起訴状などによりますと、小谷被告は去年12月から1月の間に、自動車販売の名目で現金をだまし取ろうと考え、小諸市の男性から320万円を口座に振り込ませた罪に問われています。
実際には車は納車されず、小谷被告はそのまま行方をくらましていました。小谷被告は土地と建物の所有者への未払いも続き、裁判所が強制執行を行っていて、建物はすでに解体されています。
関係者によりますと被害の届け出や相談は数十人にのぼり、被害額も1億円を超えるとみられ警察はさらに捜査を進めています。
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