長野放送
2011年の東日本大震災の被災地を支援する出張カキ小屋の営業が、今年も11日から長野市で始まりました。
長野市の中央通り沿いのセントラルスクゥエアです。公園内には、大きなテントが建てられています。実はこちら、カキの産地でよくみられるカキ小屋です。
11日から営業が始まり、早速、訪れた客がカキやホタテのバーベキューを楽しんでいました。
記者:
「出張カキ小屋、いかがですか?」
客:
「このオープンなスペースで久々に食べられてうれしいです」
記者:
「カキの味は?」
客:
「おいしいです。うまい!」
こちらで扱うカキは全て宮城県石巻産。2011年の東日本大震災で甚大な被害にあった産地を支援しようと、10年前から「出張カキ小屋」が全国で期間限定で営業。長野市も2020年から3回目です。
出張カキ小屋の特徴は何といってもその安さ。1キロが600円と通常価格の半額ほどです。スタッフが実際に漁船に乗ってカキを調達し卸業者を通さないことで、質のいいカキを安く提供しています。
かき小屋実行委員会・星野穣久さん:
「やはり東北復興支援をメインにやらせていただいていますので、この価格のカキをたくさん食べていただければ、地元の漁師さんにも喜んでいだだけると思います」
長野市での営業は11月27日までです。
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