左・パリツカ・ユリアさん 右・ポロセンコ・オレナさん
ウクライナから長野県高森町に避難している家族は11月5日に一時帰国します。これまでキッチンカーで続けてきた郷土料理「ピロシキ」の販売は10月31日が最後です。
【動画で見る】一時帰国前に…ウクライナ避難家族が最後の「ピロシキ」販売 「戻ってきたら、またやりたい」
避難家族:
「いらっしゃいませ、ピロシキおいしいですよ」
慣れた日本語で店頭に立つポロセンコ・オレナさんとパリツカ・ユリアさん。8月から豊丘村の道の駅で、ウクライナの郷土料理「ピロシキ」を販売してきました。
2022年5月に高森町に避難してきた4家族9人。残してきた家族らを助けたいと11月5日に一時帰国する予定で、ピロシキの販売は31日が最後です。
購入した人:
「帰国してからも安全にしていただければいいなと思う」
「とにかく元気で、戦火に遭わないように生きてほしい。それだけしかない」
ポロセンコ・オレナさん:
「お客さんはみんな 『頑張って』と励ましの言葉をくれて、心の支えになります。その言葉を大切にしてウクライナに帰りたいです」
パリツカ・ユリアさん:
「戻ってきたらキッチンカーもまたやりたいし、販売だけじゃなくてウクライナの料理も作りたいです」
キッチンカーでの販売は運営会社が引き続き行い、売上の一部はウクライナへの支援に充てられます。
[/MARKOVE]