資料 穂高連峰
2日、長野県内の山岳では遭難が相次ぎました。
北穂高岳では午前8時50分頃、都内の男性(37)が山頂付近(標高約3070メートル)を登っていたところ、落ちてきた石が右手に当たり、指の骨を折る重傷を負いました。男性は救助要請し、県警ヘリで松本市内の病院に搬送されました。
奥穂高岳のザイテングラート(標高約2750メートル)では午前11時35分頃、2人パーティーで入山した埼玉県の女性(27)が下山中に、足を踏み外して滑落。消防ヘリで救助・搬送されました。軽傷とみられています。
槍ヶ岳の天狗池付近(標高約2500メートル)では午後4時頃、2人パーティーの熊本県の女性(54)が体調不良で行動不能となり、県警ヘリで救助・搬送されました。軽症ということです。
また御嶽山の9合目(標高約2800メートル)では午後1時前、2人パーティーの都内の男性(75)が下山中に、浮き石でバランスを崩して転倒。額や足に軽傷を負い、県警ヘリで救助されました。
2日の県内は好天に恵まれ、登山者も多かったとみられます。
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