ほおずき提灯で赤く染まる伊那市高遠町の「ご城下通り」
長野県伊那市高遠町の「ご城下通り」沿いに21日、ほおずき提灯が飾り出された。辺りが暗くなると明かりがともり、稲穂を模して笹竹につるした赤い提灯が通りを幻想的に照らした。
22日に宵祭り、23日に本祭りの日程で行う鉾持神社合併祭に併せて開催する高遠燈籠祭は、新型コロナウイルス感染状況の影響で3年連続で規模を縮小して実施。高遠囃子の巡行や山車の曳行、子供みこしの練り歩きは中止した。
店の前に笹竹を立てた商店主は「お囃子や曳行がないのはさみしいが、提灯だけでも飾れて良かった。来年は元通りに祭りができるようになってほしい」と願っていた。
本来、ほおずき提灯は本祭りまで飾り付けるが、今年は週末の25日までと例年よりも長く飾る。
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