長野放送
長野県飯山市が介護予防を目的に霧状のお湯が出る「ミストサウナ車」の運行を本格的に始めました。トヨタ自動車と協力して高齢者の健康維持を目指します。
21日、飯山市の飯山市役所で出発式を行ったこちらの車。トヨタ自動車がつくった全国でも1台だけというミストサウナ車「NUKUMARU(ヌクマル)」です。
霧状のお湯は40度くらいで息苦しくなく、高齢者でも入りやすいのが特徴です。
飯山市・足立正則市長:
「健康増進につながるし、会話とかコミュニティーができることでいい集まりができるんじゃないか」
介護予防事業の一環として9月から7つの地区を週4回、回ります。去年から行った実証運行で既に150人ほどが利用しました。
利用者:
「汗かいて体が軽くなる感じがするから、気持ち良かったです」
「ヌクマル」は予約制で飯山市在住の65歳以上は30分1000円、市外の人も30分3000円で利用できます。
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