資料 長野県庁
長野県は長野食肉衛生検査所に勤務していた68歳の男性職員が酒気帯び運転で当て逃げ事故を起こしたとして懲戒免職にしたと発表しました。
県によりますと、男性職員は8月16日の午前11時ごろから上田市内の自宅で焼酎の麦茶割を300ミリリットルのグラスで2杯飲んだということです。
仮眠をとった後、午後2時半過ぎから自家用車を運転。近くの民家の塀に車をぶつけ、その後、別の民家の縁石などにぶつける事故も起こしたものの、通報せずにその場を立ち去りました。
その後、自宅に戻ったところで警察の職務質問を受け検挙されたということです。
この日、職員は休みでしたが、仮眠から目が覚めた後「仕事に行かないといけないと勘違いして」車を運転したと話しているということです。
また、県の聞き取り調査に対し「自分自身の甘さが原因であることは弁解のないこと。県職員の信用失墜に至ったことに申し訳なくおわびする次第です」と述べたということです。
県コンプライアンス・行政経営課の村井昌久課長は「誠に遺憾で深くおわび申し上げる。2度とこのようなことが起きないよう綱紀粛正の徹底を図り、飲酒運転の根絶に向けた取り組みを一層強化して参ります」などとコメントしています。
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