長野放送
11日夜、長野県坂城町の集合住宅でミャンマー国籍の女性が男に刃物のようなもので刺され死亡しました。男もけがをして病院に搬送されていて、警察は回復を待って事情を聴き容疑が固まり次第、殺人容疑で逮捕する方針です。
（記者リポート）
「女性はあちらの集合住宅の一室で刺され、血を流して玄関で倒れていたということです」
事件があったのは坂城町坂城の集合住宅の一室です。警察や消防によりますと11日夜11時前、被害者の関係者から「女性が交際相手に包丁で刺された」などと消防に通報がありました。
刺されたのはミャンマー国籍の作業員キン・ザー・ルンさん30歳で、重傷を負って病院に搬送されましたが、12日朝5時過ぎに死亡が確認されました。
キンさんは玄関の土間にあおむけに倒れていて、首から足まで複数個所を刺されていたということです。
刺したとみられる男は、逃げようとした際に左足を骨折し病院で治療を受けています。男はミャンマー国籍でキンさんと交際関係にあったということです。
集合住宅は外国人などが住む社宅だったということです。
近所の住民：
「怖いというのが真っ先だな。行き合えば日本語の分かる人は『おはようございます』とか言うけど、分からない人もいるが、頭など下げたり…」
警察は男の回復を待って事情を聴き、容疑が固まり次第、殺人の疑いで逮捕する方針です。
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