資料 国会議事堂
旧統一教会と政治の問題です。NBSの取材で、長野県選出の国会議員4人がこれまでに接点があったことが分かりました。3日から始まった臨時国会や閉会中審査での議論が注目されます。
【動画】旧統一教会と政治の問題
3日、始まった臨時国会。先月の参院選県区で再選を果たした立憲民主党の杉尾秀哉議員も2期目のスタートを切りました。
立憲・杉尾秀哉参院議員:
「改めて6年の任期の重さと、県民から託された思いを、なんとしても議事堂の中で実現しなければいけない」
霊感商法などが問題となった旧統一教会は、2015年に「世界平和統一家庭連合」と名称変更しました。安倍元首相の銃撃事件を機に政治との関わりが注目されています。臨時国会の会期は3日間ですが、その後の閉会中審査での議論も注目されます。
NBSが県選出国会議員に旧統一教会との関係を取材したところ、自民党の若林健太衆院議員は「1年ほど前」、務台俊介衆院議員は「2016年に」関連団体の催しであいさつしていたことが分かりました。
また、井出庸生衆院議員は去年、関連団体の会合にメッセージを送付。
立憲民主党の篠原孝衆院議員は、2004年に関係する可能性のある団体の会合に祝電を送っていました。
その他の6人は「調査の結果、関係や接点はないことを確認した」としています。
(自民…後藤厚労相、宮下議員 立憲…下条議員、神津議員、羽田議員、杉尾議員)
立憲の杉尾さんは、今後、追及していく姿勢を見せました。
立憲・杉尾秀哉参院議員:
「旧統一教会のいわゆる霊感商法であったり、高額の寄付、反社会性をしっかり暴いて、こうした行為を助長するような政治があってはならないと思っていますので、われわれ自身の身を正すということもそうですけども、自民党も他の政党もしっかりやってほしい」
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