長野インター近くに完成した「OYAKI FARM」の建物
人気おやき店の挑戦です。長野市鬼無里の「いろは堂」が、7月31日に上信越道・長野インター近くに工場見学や体験ができる新たな生産拠点オープンさせます。改めておやきに親しんでほしいとしています。
信州の郷土食・おやき。その形を模した建物が、このほど長野インター近くに完成しました。
木を基調としたガラス張りのデザイン。広いテラスもあります。中では、具を包んで油で揚げて「おやき」を作っています。長野市鬼無里に本店がある「いろは堂」のおやきです。
7月31日に工場兼店舗の新たな生産拠点「OYAKI FARM(おやきファーム)」をオープンさせます。
大正14年(1925)創業のいろは堂。これまで鬼無里店ですべての製造を行ってきましたが、コロナ禍の巣ごもり需要で通信販売が伸び増産が課題となっていました。老朽化も進んできたことから新たな工場の建設を決めました。
新工場では年間400万個が製造でき、これまでの倍以上になる見込みです。さらに施設内では製造工程の見学やおやき作り体験もできます。
オープン前の28日は、特別に2家族が体験しました。
参加した子ども:
「あんことか包むのが楽しい」
また、カフェでは出来立てのおやきを味わえるだけでなく、おやきの生地を使ったホットサンドなどのメニューも楽しむことができます。
見て、体験して、食べることもできる新施設。県内外に改めておやきの魅力を発信します。
いろは堂・伊藤拓宗専務:
「おやきの可能性を感じてもらって、地域の皆さんに親しんで愛される場所にしたいなと」
「OYAKI FARM」は7月31日、オープンです。
長野放送[/MARKOVE]