長野放送
27日、長野県の職員がJR大糸線の現状を把握するため、実際に乗車し、沿線の住民と意見交換しました。
27日朝、JR大糸線の平岩駅を訪れた長野県の職員。現状を把握するため、実際に乗車して現地調査を行いました。
大糸線は乗客減少が課題となっています。南小谷ー糸魚川間の1キロ当たりの1日の平均乗客数は、2020年度50人と1987年度から二十分の一に減りました。
赤字も年度あたり平均6億1000万円に上り、JR西日本は「単独での維持は難しい」としています。
鉄路が存続されるのか地域も危機感を募らせています。小谷村役場では活性化策などについて地元住民らと意見交換しました。
小谷村民:
「観光資源に直行する送迎バスがあると、各駅を利用するアイデアにつながるのでは」
「北陸新幹線がこれから福井まで(延伸予定)、将来性がないことはないと思う」
県は地元の意見も参考に、沿線自治体と協力して活性化策を検討することにしています。
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