ウクライナ出身 信大に留学中・ディドゥック・マリヤさん（19日・長野県松本市）
18日、長野県松本市で開かれた留学生のスピーチコンテストにはウクライナ出身の学生も参加。平和を思う気持ちを日本語で訴えました。
【動画】キーウにいる家族を案じながらの日々
ウクライナ出身 信大に留学中・ディドゥック・マリヤさん（20）：
「2月24日に、ロシアがウクライナに侵攻して以来、私の時間は止まりました」
今年4月から信州大学に留学中のディドゥック・マリヤさん。故郷・ウクライナを思いスピーチしました。
18日、松本市で開かれた「留学生スピーチコンテスト」には市内で学ぶ15人が参加。多くの学生が「平和」をテーマに掲げました。
マリヤさんはキーウにいる家族を案じながらの日々を過ごしています。
ウクライナ出身 信大に留学中・ディドゥック・マリヤさん（20）：
「（攻撃が）毎日毎日続いているから、私の家にあす、爆発落ちるかなという気持ちがある」
スピーチでは―
ウクライナ出身 信大に留学中・ディドゥック・マリヤさん（20）：
「『戦争は悪く、平和はいい』と好きなだけ言うことができますが、私たちは自分自身を変えないことには世界は同じままです。人間には多くの欠陥があると考えています。人間にできることは、その欠陥を強さに変えることではないでしょうか。いつか2月が終わり、私にとって時間が進み始めると信じています」
ウクライナに親戚や友人がいる留学生もいます。
ロシア出身 信大に留学中・バスマノワ・クセニアさん（21）：
「他人の問題、他人の悩みを、自分の悩みとして思ったらいいと思います。そうすると、平和な世の中にできる可能性が高くなると感じています」
ウズベキスタン出身 丸の内ビジネス専門学校・コベツ・エカテリーナさん（36）：
「世界中の戦争がすぐに終わり、人々は自分たちの土地に戻り、家族が待っている兵士たちが戦争から抜け出せるようになることを心から願っています」
早く戦争が終わってほしい…多くの留学生が平和を願っています。
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