長野放送
感染が急拡大しています。12日発表の新型コロナウイルスの新規感染者は657人。600人を超えるのは4月下旬以来です。また、1人が亡くなったことがわかりました。
長野県内で発表された新規感染者は657人。
居住地別に長野市148人、松本市101人、佐久市53人、須坂市45人、安曇野市40人など55市町村で確認されました。
新規感染者は先週火曜日から390人増え、10日連続で前の週の同じ曜日を上回りました。600人を超えるのは4月27日以来、およそ2カ月半ぶりです。
子どもたちへの感染が広がっています。新たな集団感染は7件で保育園、小学校、中学校で確認されました。
また、65歳未満で基礎疾患のある1人が亡くなったことがわかりました。
急増する感染者。こちらは1月からの推移です。4月以降、減少傾向が続きましたが、7月に入り再び増加に転じました。
感染力が強い「BA.5」に置き換わりが進んでいることが要因と考えられます。
県も先週「第7波の入り口に入った」との認識を示しました。今のところ社会経済活動を制限する方針はありませんが、警戒を呼びかけています。
県感染症対策課・北沢信之課長補佐：
「（今までと変わらず）場面に応じたマスクの着用、できるだけ人との距離を置く。空調を使っている部屋も定期的に換気を心がけて」
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