ハナショウブ彩る境内で神事 諏訪大社「あやめ奉献奉告祭」 長野県
長野県下諏訪町の諏訪大社下社春宮で24日、「あやめ奉献奉告祭」があった。地元の住民有志らが丹精込めて育てたハナショウブの花70鉢が神楽殿を囲んで境内を彩る中、神職や大総代、町内の区長らが集まり、神事を執り行った。
ハナショウブは同町東山田の住民有志でつくる東山田あやめ会(高木和年会長)が育てたもの。同会では祭りに合わせて開花するように地区内に数カ所ある畑で管理し、花が見頃を迎えた株と咲き始めた株を鉢に植えて奉納した。高木会長(73)は「今年は花の生育が遅く心配したが、何とかそろえることができ安心した」と話していた。
神事が終わると、参拝客は白色や濃淡さまざまな紫色に咲き誇るハナショウブの花を眺めたり、写真に収めたりして楽しんでいた。
ハナショウブは7月2日まで飾る予定という。
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